磯の釣り師と街の相場師

昨年、福岡の箱崎漁港から壱岐の北部に瀬渡しする船ができた。
で、数ヶ月前から「来週どうですか？」とか「最近釣れてますよ！」とかその船からよく電話がかかってくる。

先日も「今度釣り大会がありますけど・・・」とか電話があったので、「そんなら尚更行かん。人が多いと好かんし。」　と返事。
すると、
「入賞者には景品が出ますよ！全員参加賞もありますよ！」とのこと。
「そんな要らもんもらってもっしょうがなかし！」と返事。


「真鯛とかイサキとかクロもよう釣れよるですけどね～」と船長。
「エッツ！イサキ？　どの位の型？」
「ビール瓶くらいのとがよー釣れよるですよ。」
「クロも４０～５０センチが二桁は釣れるですよ！」

この一言で壱岐釣行決定！
良型のイサキがフカセで釣れるなら行ってみようと思った。






ところが、二人で夜から釣っても何のアタリもない。
朝になってようやくコッパグロがポツポツ・・・
イサキの気配もなければ、４０オーバーのクロの姿もない。
大型の真鯛なんて期待できるような潮の流れでもない。
結局昼まで釣ってベラとコッパグロ以外は何も釣れなかった　　(T_T)

港に帰って他の釣り客の釣果をみるとどこも一緒の状況。
２０人以上の釣り人がいて、４０センチオーバーのくクロは１～２匹。イサキはゼロ。真鯛は中型が１匹のみ。
これは潮が悪かったとか、腕が悪かったとか言う状況じゃない。
明らかに騙された！

何時釣れてたのか確認すると、連休前の話らしい・・・
いつの話しとるんじゃ！このボケ～！！

今時こういう瀬渡し船もあるで気を付けましょ。
しかも、ゴミにしかならないような参加賞もらって大迷惑・・・

もう二度と使わんぞ！　　　　瀬渡し白王！！！